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2021.07.05 【中古物件購入】「未改修物件」と「リノベ済み物件」選ぶならどっち?

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【中古物件購入】「未改修物件」と「リノベ済み物件」選ぶならどっち?

中古物件の購入において選択肢が分かれる大きなポイントのひとつに、未改修物件とリノベーション済み物件のどちらを選べばいいか、という問題があります。未改修物件とリノベーション済み物件それぞれにメリット・デメリットがあり、希望や優先順位によってその判断が分かれてきます。
主なメリット・デメリットを確認して、自分に向いているのはどちらか参考にしてみてください。

 

リノベ済み物件は明確で検討しやすい

まずはリノベ済み物件の主なメリットとデメリットです。

<メリット>
・すぐに住める
・生活をイメージしやすい
・資金計画が立てやすい

<デメリット>
・改修内容に自分の希望を反映できない。また購入後に工事をすることで二度手間になってしまうことがある。
・配管や下地など見えない部分の確認が不十分になってしまう場合がある。

リノベ済み物件は必要工事が完了していることで得られるメリットがあげられます。完成品をみて購入判断ができ、必要予算もはっきりしていることが大きなポイントです。その反面、リノベ工事の内容に自分の希望を反映できないことが購入後の不満につながることもあるでしょう。追加でリフォームを行うことになれば却って費用がかかってしまう可能性もあります。

リノベーション後の状態を見て十分満足と思えれば話はスムーズに進みます。

自由だけど手間がかかる未改修物件

続いて未改修物件のメリットとデメリットです。リノベ済み物件のメリット・デメリットが逆になるようなイメージです。

<メリット>
・自分の希望にあわせた改修が可能。
・直したい場所やそのままでいい場所など選択できるので予算の配分にメリハリをつけることができる。
・配管や下地など見えない部分を確認してから工事を行うかどうか判断できる。

<デメリット>
・工事期間が必要なので住めるまでに時間がかかる
・改修後の雰囲気をイメージしにくい
・資金計画が立てにくい
・打合せや調整することが多くなるので手間がかかる

何も工事がされていない未改修物件の一番のメリットはやはり自分の希望通りにリノベーションできる点です。水回りだけを直して部屋はDIYで仕上げるなど、こだわりを反映させることもできます。
デメリットは自由度が増えるかわりに手間も時間もかかることです。資金計画と工事内容の調整や、そもそも検討している物件で思っているような改修が可能なのかどうかという判断も必要となってきます。

例えばキッチンをどう直したいか等、あれこれ考えていく必要があります。

 

このデメリットをカバーするためには物件購入からリノベーション工事までをまとめて1つのプロジェクトと考えて、計画の初期段階(物件探し)から相談できる建築会社を決めておくことをオススメします。リノベーション工事は想定外のことが起きやすいので専門知識をもった方と相談しながら計画を進めた方が安心です。
また手間がかかると書きましたが、あれこれイメージしたり検討したりすることが苦にならなければ楽しい過程でもあります。その人のタイプによってもメリット・デメリットの捉え方が変わるでしょう。

こちらはもともと暮らしていた住まいを改修した事例ですが、耐震性から細部に至るまで手を加えて希望を叶えています。

 

中古物件を探している人は以上の内容を意識して自分に向いている物件を考えてみるといいかと思います。

もちろん、かきがわ不動産は物件探しからリノベーション工事までご相談可能です。これから物件を探すタイミングでも、すでに物件が決まっている段階でも構いません。
もし話を聞いてみたいと思ったら問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。