古材の利用をご紹介(中島のシェアアトリエプロジェクト)
5/30(土)、5/31(日)に中島のシェアアトリエの完成見学会を開催しました。
ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました。
さて、こちらの建物では空間のアクセントに旧家の部材を再利用していると以前の記事で少し触れていましたが、これまでお伝えできていませんでした。
お引渡しも間近ということで、ここできちんとご紹介します。
まずはこちら。
キッチンの腰壁には旧家の廊下の板を使用しています。
汚れを落としただけで特に塗装はしていません。良い感じの風合いです。
解体前はこのような状態でした。廊下の印象が強く、仕上がりのイメージ共有が難しいところではありましたが、オーナー様も満足の仕上がりとなりました。
古材を貼った腰壁の横にはカウンターがあります。
カウンター下の竹の柱、飾り棚の吊り枝、これらも再利用の部材です。
旧家では床の間の部材として使われていました。
グレーの壁の色も床の間の壁に寄せて選定しています。
続いてこちらはトイレのペーパーホルダー。木製のかわいらしいものが取り付けてあります。
このペーパーホルダー、実はオーナーのお父さんの手作り。
木工が趣味だったようで、旧家のトイレはとてもクオリティの高いDIYが施されていました。
最後はこちらの階段脇の手すり。
旧家の階段の手すりをそのまま階段の手すりとして再利用しました。
解体から取り付けまで丁寧な仕事できれいに納めてくれた大工さんには感謝しかありません。
以上、シェアアトリエの空間のアクセントとなる古材の利用をご紹介しました。
こちらの建物、今後は「ひらく」という店舗として運営されます。
コワーキングスペースを中心にいろいろな展開を考えていとのこと。
オープンは7月22日の予定です。
これからが楽しみな「ひらく」。
オープン後もまたレポートしたいと思います!