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2019.07.03 空き家がお店に変わりました!(リノベさんぽその8レポート)

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空き家がお店に変わりました!(リノベさんぽその8レポート)

6月15日に「リノベさんぽ その8」を開催しました。
今回は、“空き家がお店に変わるまで”というテーマを設け、お店づくりに興味のある人向けの内容としました。

 

前半はお店ができそうな長岡のまちなか物件を3件見学。構造躯体スケルトンになっている物件やカウンターのあるお店向けの物件などを回りました。

スケルトンの物件など改装が必要な物件は見るだけではどうしてもイメージが湧きにくかったりします。情報を補足しながら説明して回ります。参加者それぞれの視点でいろいろなご質問をいただきながらの物件巡りでした。

 

後半は先月オープンしたばかりのドイツパンとサンドイッチのお店「Backerei AMSEL」さんの中を見学させていただき、空き家がお店に変わるまでのミニレクチャーを店主さんを交えてお伝えしました。

 

まずは店内を見学。建物全体でどんな改装を行ったかを解説します。

アムゼルさんでは保健所の許可を取るために、和室を調理室に変えています。そのため既存の畳はフローリングに、シンクを置くために配管工事を行い、障子建具はDIYで改造、といった具合に現場を見ながら詳しい話ができました。お客さんの目に触れるところよりもお店の裏側の変化が大きいことがわかったのではないでしょうか。

そしてミニレクチャーでは、空き家として物件紹介をしていた時期から賃貸契約、工事、DIYワークショップなどを経てオープンに至るまでの経緯をお伝えしました。

店主さんとかきがわ不動産がどのように役割分担をしてプロジェクトを進めて来たかを振り返りました。物件を選んだ理由から費用に関することまで参加者さんからの質問にもオープンに答えていただいたり店主さんには本当に感謝です。ありがとうございました。

個人的には店主さんが話してくれた大家さんとのエピソードは面白くもあり心温まるものでした。こういったケースのリノベーションには大家さんの理解や協力もとても大事だなと改めて感じた次第です。

最後にAMSELさんのパンをお土産にお渡しして、この日は終了しました。

参加者していただいた皆様、そしてAMSELの店主様、ありがとうございました!

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